南海高野線臨時特急運転(2004年8月14〜15日)

今年,大峰・熊野・高野という紀伊山地の三大霊場とその参道が,世界遺産に登録されました。そのため,南海が大阪と結んでいる高野山への観光客が例年より増加。通常,この時期の平日は3往復が高野下〜極楽橋で間引かれています。そこで,臨時に高野下までの急行を高野下〜極楽橋をノンストップで延長運転。休日には臨時に特急を1往復運転することで対処しました。しかし,特急専用車両は「こうや/りんかん」用3編成と「りんかん」用1編成がフル運用。しかも,休日は「こうや」3編成のみの運用で,極楽橋まで運転する臨時は,残りの乗り入れ可能車両の2000系にしわ寄せがいきました。一般車両単独での特急運転は,前回の南海線(南海本線と関係する支線区)改正で消滅して以来のことです。

臨時特急は,14日と15日に1往復ずつの運転でした。14日の下り(高野山極楽橋行)と15日の上り(難波行)を撮影しました。

14日は,朝の早くから行動を開始。橋本に6時半ごろ到着。

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ということで,特急りんかん2号(折り返し特急こうや1号)の特急券を押さえてから撮影。これに乗って難波へ向かえば,3本の特急運用車両が全部見ることができます。

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特急りんかん2号と接続する急行難波行きに増結される2両。ドアを開けて待っているので,先に乗客が乗っています。極楽橋からの車両が到着する前に扉を閉めて,一旦乗降不可能になります。

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そして山を下ってきた電車。これと接続を取って特急りんかん2号は発車します。

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難波で撮影している最中の1コマ。世界遺産登録記念のヘッドマークを掲げて走っている車両もありましたが,肝心の高野山極楽橋行きには掲出されず・・・朝ラッシュ時(特に平日)はズームカーを難波へ出さないようにしている(そのしわ寄せが各駅停車へのズームカー運用となっていますが)ため,橋本で乗換えを必要とする電車があり,観光客にとっては難解です。

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この日は,特急りんかん6号→特急こうや5号で運用された新顔組の31000系。これと「りんかん専用」の11000系をつないた場合のみ,8両編成特急は貫通になります。ちなみに,この日の特急こうや1・3・5号は,すべて満席・・・

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そして上がってきた回送→臨時特急高野山極楽橋行。今宮戎を通過した段階で,方向幕指令を出すので,既に変更済みの方向幕です。

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まだ停車していません。ズームカーの4両の場合,カーブ部分には車両は止まりません。

このあと,準急で新今宮へ行きましたが,難波寄りホーム端は人が多くて危険と判断。特急サザン(自由席)で天下茶屋へいきました。天下茶屋の場合,上り準急とかぶる可能性が否定できなかったのですが・・・

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かぶることはなかったのですが,はやすぎました。あ〜あ・・・ちなみに,すでに準急行難波行きは到着しているので,白線内(できれば黄色の点字タイルの内側)に下がるべきなんですけどね。

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まだ動いています。しかし,この日,どう考えても不正乗車していた人間をかなり見ていますが・・・私は一旦改札を出ています。証拠?カードなんで使用済みを探せばどこかに・・・(^^A;;

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ついでなので,泉北7000系との並びを・・・しかし,泉北の7000系や5000系に乗ったら「6000系で泉北に乗り入れるのは・・・」と考えさせられます。

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翌日の夕方。橋本〜紀伊清水の有名な場所の近くへ。ためしに撮影した特急こうや9号高野山極楽橋行。

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そして目的の臨時特急難波行き。そこそこ人は乗っていたようですが・・・

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紀ノ川橋梁を渡る臨時特急。ちなみに,この日,紀ノ川祭りが開催されていましたが,帰りに寄った人って,いるんですかね?

 

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ひだま のぞみ